医療物資や医薬品の不足を受け、1日から手術を制限していたハノイ市ベトドク(越独)友好病院は、医療物資や医薬品が十分に調達できるようになったとして、手術を通常通りの実施に戻した。
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同病院はベトナムで最も多くの手術を行う特別級の外科病院で、医療物資や医薬品の不足により重篤患者や救急患者の手術を優先していたため、多くの患者が手術のスケジュールを変更され、手術待ちの状態となっていた。
市場には医療物資や医薬品が出回っていても、入札に関する規定に抵触するため、病院は手術用としてこれらを自主的に調達することができない状況だった。
しかし、政府が3日付けで医療機器の管理に関する政令第98号/2021/ND-CPの一部条項を改正・補足する政令第7号/2023/ND-CPを、また3月4日付けで医療機器と医薬品の確保におけるソリューションの実施継続に関する決議第30号/NQ-CPを公布したことで、病院による調達と入札の問題が解決し、十分な調達が可能となった。
同病院は2022年に8万件近くの手術を実施した。1日当たりの実施件数は210件に達している。