保健省はこのほど、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の診療ガイダンスに関する決定第437号/QD-BYTを公布した。
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新たなガイダンスによると、無症状患者には軽症・中等症患者向け抗ウイルス薬「モルヌピラビル(Molnupiravir)」を投与してはならないと規定されている。
軽症・中等症患者がモルヌピラビルを使用する場合、1回の治療過程は5日間とし、6日以上連続して使用してはならない。投与量は1日1600mgで、2回に分けて摂取する(1回800mg)。
また、妊婦のモルヌピラビル摂取は推奨されない。授乳期間中の女性については、治療中および最後の摂取から4日間は授乳を推奨しない。
モルヌピラビルは、骨や軟骨の発達に影響を与える可能性があるため、18歳未満の患者に投与してはならない。このほか、男性の精子にも影響を与える可能性があるため、治療中および最後の摂取から少なくとも3か月は避妊する必要がある。