韓国・ソウルの繁華街である梨泰院(イテウォン)のバーなどで発生した新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の集団感染で、ベトナム人2人が感染していたことがわかった。
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感染したベトナム人の1人は韓国在住の労働者(男性・32歳)で、5月1日に梨泰院のバーを訪れていた。この感染者と接触があった同僚のベトナム人男性も感染が確認された。
当局の調査によると、この2人と接触があったのは家族や同僚など10人。このうち4人は検査で陰性と確認され、残る6人は検査の結果を待っている。
これに先立ち、1日夜から2日早朝にかけて29歳の男性が梨泰院エリアの複数のバーやナイトクラブを訪れ、6日に新型コロナウイルス検査で陽性と判明した。この男性が感染源とみられ、17日午前までに梨泰院関連で168人の感染が確認されている。