保健省が国会に提出した報告によると、病院飽和状態緩和計画案を実施してからこれまでの5年間に、全国の病床数は+5万6501床増えた。
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このうち、中央レベルが+8822床、省・市レベルが+2万4290床、郡・区レベルが+2万3325床などとなっている。
保健機関は病床数を増やすほか、「衛星」となる病院を設置し、中央レベルの病院から地方病院に優秀な人材を派遣して地方における治療サービスの充実化を進めている。
2018年末時点で病院全体の7.6%にあたる約160か所が経営面で完全に独立しており、2013年の28か所(全体の1.3%)から大きく増えた。また、1364か所が支出の80~90%を自費で賄うことができるようになった。
55省・市の統計によると、一部の病院が強固な財務力により自立したことで、各病院に回す予算は2017年に▲5兆7380億VND(約274億円)減少、2018年には▲3兆2080億VND(約153億円)減少したという。