東北部地方カオバン省に住む年の差夫妻の情報がフェイスブック(Facebook)で拡散され話題になっている。妻は同省で美容関係の仕事をしているレ・ティ・トゥー・サオさん(61歳)、夫はチエウ・ホア・クオンさん(26歳)で、なんと35歳差の姉さん女房だ。情報によると夫妻は婚姻手続きも済んでおり、まもなく結婚式を執り行う予定だという。
フェイスブックにはアカウントネーム「C.T.C.B」により、次の文章と夫妻の前撮り写真、結婚証明書などが投稿されている。「恋愛に歳の差は関係ないことがカオバン省で証明された。いつまでもお幸せに…。2人が愛し合ってさえいれば年齢なんて関係ない。これこそ本物の愛だ。2人は前撮り写真を撮り終え、涼しくなる旧暦の8月に結婚式を控えています」。
投稿を受けて、夫妻を祝福するコメントのほか、写真は合成写真に違いない、結婚証明書に夫妻の氏名や生年月日が記載されているのだから本当だ、証明書には受理印が押されていないのはおかしいなどの声も寄せられている。また、これらの疑問に対して夫妻をよく知ると思われる人物が2人が結婚するのは事実だと返答するやりとりもあった。
これについて同省ソンバン街区人民委員会のブイ・バン・ヒエップ主席は、当該の2人は婚姻要件を満たしており結婚を志願したため、同委員会は2人の結婚を承認したと明らかにした。また、当事者のプライバシーを尊重し非難などを控えるよう呼び掛けている。