ハノイ市交通運輸局は、市内で運行するタクシー管理規制の草案について意見聴取を行っている。同草案には、2018年7月1日からタクシー各社に共通のソフトウエア導入を義務付ける内容が盛り込まれている。
同ソフトウエアは、同市交通運輸局と情報通信局、ハノイタクシー協会(HTA)が協力して開発する。このほか、市内に信号や公共駐車場などの全ての交通インフラシステムを管理する交通管理センターを開設し、タクシーの共通ソフトウエアのデータも収集・管理できるようにする。
タクシー管理の強化により、タクシー会社間の透明性が向上するほか、コスト削減や営業効果の向上にも繋がるものと期待されている。