ホーチミン市技術師範大学でメカトロニクスを学ぶ大学生2人、タイ・アイン・トゥンさんとフイン・ゴック・ティエン・ダットさんは、卒業論文のテーマとして視覚障害者用電子杖を研究し、開発に成功した。
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この電子杖は、荷車のように2本のステンレス製の棒が平行に据えられたもので、杖の上部に取り付けられたセンサーで障害物を感知し、振動により障害物の情報が使用者に伝えられる。ステンレス製であるため丈夫な上、長さの調整も可能だ。
視覚障害者用眼鏡の生産を手掛けるベトナムのキエンビンミン有限会社は今後、この研究グループと協力して視覚障害者用電子杖を生産する方針を示した。