南中部高原地方ダクノン省ダクソン郡で、中国製のおもちゃ爆弾で遊んでいた小学生約40人が呼吸不全などの症状を訴えて入院する事件が起きた。警察によると、このおもちゃには、クエン酸と重塩化ナトリウムの粉末が詰められており、強い衝撃を与えると化学反応を起こし、爆発音がするという。
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これらのおもちゃは中国から非公式なルートで輸入されたもので、ホーチミン市内の多くの玩具店でも一つ当たり2000~3000ドン(約10~15円)で販売されている。パッケージが可愛らしく、爆竹のような大きな爆発音がするため、小学生などの間で流行しているようだ。
警察は、おもちゃに含まれた成分は有害なものではないとしながらも、直接触れれば、皮膚がかぶれる可能性があるとしており、保護者には子供に買い与えるべきではないと警告している。