ハノイ市植物保護局は、バナナ、パパイヤの実から成熟を促進するための化学物質が検出されたと発表した。同化学物質の名称はまだ特定できていない。13日付ティンモイが報じた。
(C)Tin Moi |
ハノイ市では現在、このように化学的に追熟させている果物と区別するため、試験的に「安全ブランド認定」を行っており、バナナやパパイヤの場合、伝統的な方法で追熟させている安全な産品に対し認定シールを貼り付けている。しかし、わずか60%の自給率であるハノイ市の農作物のうち、安全性が認められている野菜は30%に過ぎない。
なお、現在市内で営業許可書が発給されている野菜販売店は58店舗、販売量は1日あたり50~120キロ。また、安全な野菜を販売するスーパーは35店舗、販売量は1日当たり80~200キロとなっている。