公安省警備捜査局は3日、ベトナム造船産業グループ(ビナシン)の幹部職員4人を逮捕した。このうち2人は、先ごろグエン・タン・ズン首相から職務停止命令を出されてその後職を解任されたビナソンのチャン・クアン・ブー元社長(52歳)とチャン・バン・リエム元監査役兼取締役(55歳)。
このほかの2人は、クーロン投資株式会社元会長兼カイランスチール社元社長のグエン・トゥアン・ズオン容疑者(44歳)と、ホアンアイン造船産業株式会社元社長のグエン・バン・トゥエン容疑者(48歳)。各会社はいずれもビナシンの関連会社。
4人の容疑者にはいずれも、先に逮捕されたビナシン元会長のファム・タイン・ビン容疑者(57歳・男)と同様、「経済に関する国の管理規定に故意に違反し国に重大な損害を与えた」疑いがかけられている。