ホーチミン市郵政通信局の監査により、市内有数の高級ホテルであるソフィテルプラザサイゴンが客から不当に高い電話料金を徴収していたことが分かった。同ホテルは2005年1月から今年の7月まで、市内通話・国内長距離通話・国際通話・携帯電話への通話に対して規定を15%も上回る価格を設定していた。この問題で、同ホテルは罰金750万ドン(約5万4000円)を科されるほか、過剰徴収分2億5000万ドン(約180万円)を没収される。
また、同ホテルにインターネットサービスを提供していたトンミン社という会社は、正規の許可証を持たない不正業者であることも発覚したため営業停止処分となった。同社はソフィテルプラザ以外にもカラベルホテル、サマセットやシティビューなどの高級アパートやオフィスビルにもインターネットサービスを提供していたが、全てのサービスが停止される。