北中部トゥアティエン・フエ省の古都フエ市は、グエン王朝時代の佇まいを残す歴史ある街だ。ここに暮らす市民は穏やかで礼儀正しい人が多いとされており、治安も良好だが、最近、「怨み屋」と呼ばれる恐ろしい復讐代行サービスが流行しているという。11日付ベトナムネットが報じた。
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このサービスの利用者は主に愛する夫に裏切られた妻やその家族、被害者の多くは愛人だ。復讐の動機は嫉妬。「怨み屋」は通常6人1組(いずれも女性)で行動し、この中に妻本人を含む場合もある。「怨み屋」はターゲットを確認すると、残忍な攻撃に移る。
ターゲット本人や家族の誹謗中傷から始まって、近所に悪い噂を広めたり、「硫酸を浴びせる」などと脅すこともある。さらに酷い場合は、ターゲットに集団で暴行を加え、髪を切ったり、衣服をはいだり、ナイフで顔を傷つけたりすることもあるという。
サービス料金は、手口の残虐さに応じて高額になるというが、嫉妬に狂った利用者は相手の不幸しか望まない。最近では、復讐代行を専門に行うプロの集団も現れたという。