10月23日(月)から11月1日(水)まで開催される「第36回東京国際映画祭(TIFF)」のガラ・セレクション部門で、フランス越僑のトラン・アン・ユン(Tran Anh Hung=チャン・アイン・フン)監督の最新作「ポトフ(原題:La Passion de Dodin Bouffant、英題:The Taste of Things)」が上映される。
(C) nhandan |
また、10月24日(火)には、「国際交流基金×東京国際映画祭 co-present 交流ラウンジ」で、ユン監督によるトークショーも行われる。
チケットは10月14日(土)より映画祭公式ウェブサイトで発売となる。
「The Pot-au-Feu」は今年5月に開催された第76回カンヌ国際映画祭で初めて上映され、ユン監督は監督賞を受賞した。また、第96回アカデミー賞「国際長編映画賞」ノミネート候補作品のフランス代表に選ばれている。
同作品はユン氏が監督と脚本を手掛け、ジュリエット・ビノシュとブノワ・マジメルが出演する。1885年を舞台に料理人と美食家のロマンスを描いた作品で、美食家のキャラクターはマルセル・ルフの小説「The Passionate Epicure : La Vie et la Passion de Dodin-Bouffant, Gourmet」のドダン・ブーファンに基づいている。同作品は11月8日にフランスで公開される予定だ。
東京国際映画祭の詳細は公式ウェブサイトを参照。