- ヒキガエルの肉と卵を食べた兄妹が食中毒
- 自分でヒキガエルの肉を調理
- 卵を食べた兄の方が症状が重く死亡
南中部高原地方総合病院は19日、自宅で調理したヒキガエルの肉と卵を食べた児童2人が中毒を起こしたと発表した。
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19日昼、南中部高原地方ダクラク省クロンパック郡に住むY君(11歳)は、自分でヒキガエルの肉を調理し、妹(5歳)と一緒に食べた。兄のY君は卵を食べ、妹はもも肉を食べた。
食後約1時間経つと、Y君が腹痛を訴え、何度も嘔吐し始めた。妹にも同様の症状が出たため、家族は2人を病院に搬送した。
医師は、カエルの肉や卵を食べたことによる食中毒と診断。卵を食べた兄の方が症状が重く、懸命な治療が行われたものの状態は回復せず、19日深夜に死亡した。妹は治療により回復した。
医師は、子供にヒキガエルの肉を食べさせる場合は、保健省の認証を受けた製品を使用するよう勧告している。自分で調理する場合は、灰色のヒキガエルを選び、皮を剥ぎ、内臓をすべて取り除き、肉だけを使用することや、カエルの毒を肉に付着させないようにし、卵が破裂したり、肉に残ったりしないよう十分に注意することを呼びかけている。