- ヒキガエルを食べた児童3人が緊急搬送
- 2人が死亡、1人も重篤で入院治療中
- ヒキガエルの肝臓や胆のうには毒成分
南中部高原地方ザライ省チューセー郡(huyen Chu Se)人民委員会は11日、同郡保健センターがヒキガエル肉を食べて中毒症状を発症した児童3人(4歳、6歳、11歳)を受け入れたと発表した。症状は重篤で、2人が死亡、残る1人はより高度な治療を受けるため、病院に緊急搬送された。
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同日正午ごろ、同郡保健センターに食中毒を発症した児童3人が運び込まれた。このうち11歳のS・N君は心肺停止の状態で、約30分の蘇生処置が施されたが、回復することなく死亡。4歳のS・H君も意識レベルが低下した状態で運び込まれ、その後に死亡が確認された。
6歳のS・T君も重篤な症状だったが、なんとか一命をとりとめて、初期治療が施されたのち、さらなる治療のため、ザライ省小児病院に搬送された。
家族の証言によると、児童らは同日午前10時ごろ自分たちでヒキガエルを調理して食べた。11時30分ごろ、床に倒れて動かずにいる3人を発見して、保健センターに緊急搬送したという。
なお、ヒキガエルの肝臓や胆のうには「ブフォトキシン」という毒成分があり、少量でも人を死に至らしめることで知られている。