- 米国製の練習機「T-6テキサンII」5機
- 国防協力における重要なマイルストーン
- 米国、ベトナムに練習機計12機を提供
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米空軍は南中部沿岸地方ビントゥアン省ファンティエット空港で20日、ベトナム空軍に米国製の練習機「T-6テキサンII(T-6 Texan II)」5機を引き渡した。
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式典は、米空軍太平洋空軍司令官のケビン・B・シュナイダー大将、ベトナム空軍司令官のグエン・バン・ヒエン中将、マーク・ナッパー駐ベトナム米国大使の立ち会いのもとで行われた。
米国からベトナムへの練習機の引き渡しは、国防協力における重要なマイルストーンになるとみられる。
両国は2021年、ベトナム空軍の操縦士訓練プログラムの改善に関する合意書を締結した。その一環として、米国がベトナムに練習機「T-6テキサンII」計12機を提供する。今回引き渡しを受けたのは、この12機のうちの最初の5機となる。
ナッパー大使は、「練習機はベトナムの操縦士訓練プログラムを効率化するほか、強く、独立したベトナムに関する両国の共通のビジョンを反映するもので、地域の安定と安全にも貢献するだろう」と述べた。
なお、ファンティエット空港には、空軍士官学校傘下第920連隊が駐屯している。