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- バンゾック滝・徳天瀑布景観区
- 両国が共同で観光資源を保護・運営
- 1年間試験運営、観光客約1万3000人訪問
東北部地方カオバン省人民委員会と中国の広西チワン族自治区人民政府は15日、バンゾック滝(ベトナム)・徳天瀑布(中国)景観区の運営開始式典を開催した。
バンゾック滝はカオバン省チュンカイン郡ダムトゥイ村と中国の広西チワン族自治区崇左市大新県の間に位置しており、両国が共同で観光資源を保護・運営する新しいモデルとなっている。
2023年9月15日から2024年9月14日までの1年間、景観区は試験的に運営され、観光客約1万3000人が訪れた。
カオバン省人民委員会のチン・チュオン・フイ副主席は、双方が引き続きバンゾック滝・徳天瀑布の観光資源の保護、同景観区の水資源や文化的価値の維持、観光客の安全確保や、国境地域の特色ある施設の建設などで協力するよう要請した。
広西チワン族自治区人民政府のホー・ファム副主席は、双方が観光協力区のモデルを引き続き構築する必要があると強調。カオバン省側の景観区のインフラ改善に協力する用意があると述べたほか、観光商品の一層の充実や観光関連の制度の改善にも意欲をみせた。