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世界中の伝統料理を紹介するグルメサイト「テイストアトラス(TasteAtlas)」はこのほど、「世界のおぞましい卵料理10選」の特集記事を掲載した。この中で、フィリピンのバロットが第1位に選出された。バロットは、孵化寸前のアヒルの卵を加熱したゆで卵で、ベトナムではホビロンと呼ばれている。バロットの評価は5つ星中2.8で最も低かった。
バロット(ホビロン)は、フィリピンやベトナム、ラオス、カンボジアなどの東南アジアの国々で食べられている伝統料理。ベトナムではゆで卵にして、塩やレモン、香草などで味を調えて食べるのが一般的。冷たいビールのお供としても人気。
バロットは栄養価も高く、地元民に広く親しまれている伝統料理だが、その見た目のグロテスクさから、特に外国人観光客の間では、食べるのが躊躇われる料理の代表格となっている。
この他の「世界のおぞましい卵料理10選」には、◇韓国の蒸し卵料理「ケランチム」、◇中国の「ピータン」、◇フランスの家庭料理「ウフ・ココット」、◇英国の「スコッチエッグ」、◇イタリアの「フリッタータ・ディ・パスタ」などが名を連ねている。