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西北部地方ライチャウ省タムドゥオン郡(huyen Tam Duong)にある、崖から突き出したガラスの展望ブリッジ「ロンマイ(Rong May)」を訪れた観光客が、床に張られたガラス板にひびが入っているとして動画を撮影し、インターネットに投稿したことが大きな話題になっている。このガラスブリッジは高さが約300mで、国内最高となっている。
これについて、ロンマイ・ガラスブリッジ観光区のグエン・バン・フアン社長は、「スリルを高めるために、床に張られたガラス板にはひび割れのような特殊効果が施されている」と説明した。
しかし、異論があるのは確かなため、同氏は「不安を払しょくするためにほかのガラス板に取り換えるが、スリルを好む観光客向けに特殊効果が施されたガラス板も残し、適切な場所に移す」と述べた。
タムドゥオン郡人民委員会のスン・ルー・パオ主席は、ガラスブリッジに使われているガラス板はひびが入った低品質のものだという噂を否定し、特殊効果が施されていることを確認した。
なお、工事は16日に行うが、観光客の受け入れには影響しないという。
同ブリッジは2019年11月に開通した。崖の隣に建設したガラス張りのエレベーターと、頂上地点でそれを結ぶガラスブリッジから成る。ガラスブリッジは長さ60mで、高さ300mのスリルを味わったり、オクイホ坊(deo O Quy Ho)とホアンリエンソン山脈(day Hoang Lien Son)を一望する絶景パノラマを背景に記念撮影をして楽しんだりすることができる。