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ホテル予約サイト「アゴダ(Agoda)」がこのほど発表した、2020年末までに行きたい旅先として検索数が多かった国・地域のランキング「2020トラベル・ウィッシュリスト(TRAVEL WISHLIST)」で、ベトナムが4位に入った。
2019年のランキングではアジア太平洋地域から多くの国・地域がランクインしたが、今年は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響を受けて一部の国・地域に検索が集中した。
同サイトの検索データからは、新型コロナによる出入国の規制が緩和されている国・地域を年末休暇の渡航先に検討している人が多いことが明らかになった。
上位10か国・地域は、◇1位:台湾、◇2位:タイ、◇3位:日本、◇4位:ベトナム、◇5位:韓国、◇6位:米国、◇7位:オーストラリア、◇8位:香港、◇9位:マレーシア、◇10位:インドネシア。
ユーザー層によって旅先の検索に傾向があり、ベトナムはタイに次いでコストパフォーマンスを重視するファミリー層、グループ層による検索が多かった。
2020年6月1日~12月31日の旅行先としてベトナムの中で検索数が多かった地域は次の通り。
1位:ニャチャン市(南中部沿岸地方カインホア省)
2位:フーコック島(南部メコンデルタ地方キエンザン省)
3位:ダナン市(南中部沿岸地方)
4位:ブンタウ市(東南部地方バリア・ブンタウ省)
5位:ダラット市(南中部高原地方ラムドン省)
6位:クイニョン市(南中部沿岸地方ビンディン省)
7位:ファンティエット市(南中部沿岸地方ビントゥアン省)
8位:ハロン市(東北部地方クアンニン省)
9位:ホイアン市(南中部沿岸地方クアンナム省)
10位:ホーチミン市
ニャチャン市は各ユーザー層で昨年に比べて順位を上げ、1人旅層においては昨年の7位から今年は1位に急上昇した。一方でホーチミン市は昨年の5位から大きく後退した結果となった。ベトナム人ユーザーに限ると、2020年末までの旅行先として国内が最優先されており、海外は検索上位に挙がらなかった。