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地場不動産会社FLCグループ[FLC](FLC Group)が全額出資するバンブー航空(Bamboo Airways)は韓国で11月28日に開催されたベトナム・韓国企業フォーラムで、韓国を訪問していたグエン・スアン・フック首相と韓国の洪楠基(ホン・ナムギ)副首相 兼 企画財政相の立ち会いの下、ベトナム3都市とソウル(仁川:インチョン)を結ぶ3路線の就航を正式に発表した。
3路線はいずれも定期運航便として就航する。このうち、ダナン(南中部沿岸地方)~ソウル線が10月17日、カムラン(南中部沿岸地方カインホア省)~ソウル線が11月15日に運行を開始した。ハノイ~ソウル線は2020年12月に就航する予定だ。
これに先立ち、バンブー航空は今年4月にハノイ~ソウル線、ハノイ~済州(チェジュ)線、ダナン~済州線でチャーター便を運航した。また、韓国の航空サービスプロバイダーであるパシフィック・エア・エージェンシーグループ(PAA)と代理店契約を締結し、PAAを韓国におけるバンブー航空の総代理店とした。
バンブー航空は現在、国内線と国際線を合わせて30路線に就航している。今年12月には「ボーイングB787-9型ドリームライナー」を追加受領する。同社は保有機数を2020年1-3月期までに30機以上へと増やす計画だ。