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格安航空会社(LCC)最大手ベトジェットエア[VJC](Vietjet Air)は東京で1日、日本を公式訪問していたグエン・スアン・フック首相の立ち会いの下、成田国際空港~ホーチミン市タンソンニャット国際空港と羽田空港~南中部沿岸地方ダナン市ダナン国際空港の2路線に就航することを発表した。成田~ホーチミン線の就航についてはこれに先立つ3月に明らかにしていた。
ベトジェットエアは、2018年11月8日に大阪~ハノイ線を、同年12月14日に大阪~ホーチミン線を、今年1月14日に成田~ハノイ線をそれぞれ就航している。成田~ホーチミン線および羽田~ダナン線の就航により、同社が運航する日本~ベトナム間の直行便は5路線となる。
成田~ホーチミン線は2019年7月12日から、羽田~ダナン線は2019年10月26日から運航する。いずれも他の日本線と同じくデイリー運航となる。
成田~ホーチミン線の出発時刻はいずれも現地時間で、ホーチミン発便が0時05分(8時00分成田着)、成田発便が9時00分(13時05分ホーチミン着)。
羽田~ダナン線の出発時刻はいずれも現地時間で、ダナン発便が18時10分(翌1時00分羽田着)、羽田発便が2時30分(6時40分ダナン着)。
ベトジェットエアは現在、ベトナム国内線およびベトナムと日本、香港、シンガポール、韓国、台湾、中国、タイ、ミャンマー、マレーシア、インドネシア、カンボジアなどを結ぶ国際線と合わせて119路線に就航している。
このほか、発表式典では日本経済団体連合会(経団連)の会員証がベトジェットエアに手渡された。これにより、ベトジェットエアは世界のLCCとして初めて経団連の海外特別会員となった。