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香港に拠点を置く高級ホテル運営会社マンダリン・オリエンタルホテルグループ(Mandarin Oriental Hotel Group=MOHG)とユニオン・スクエア・サイゴン有限会社(Union Square Saigon)は16日、ベトナムにおけるマンダリン・オリエンタルの5つ星ホテル事業の実施に関する提携を結んだ。
これにより、ホーチミン市1区のグエンフエ通り(Nguyen Hue)、ドンコイ通り(Dong Khoi)、レタントン通り(Le Thanh Ton)、レロイ通り(Le Loi)に囲まれた区画にあるユニオン・スクエアビル内に、「マンダリン・オリエンタル・サイゴン・ホテル(Mandarin Oriental Saigon Hotel)」をオープンする。客室は228室で、レストラン6店やバー、スパ、スポーツジム、屋外プール、会議場などを併設する。開業は2019年の予定。
マンダリン・オリエンタルホテルは、1963年に香港に初めて建設された。現在27か国・地域で41軒のホテルを運営している。
ホーチミン市観光局のブイ・ター・ホアン・ブー局長によると、現在同市には20軒の5つ星ホテルがあるが、高まる観光需要に応えるためには更に数千室の客室が必要になるという。2017年に同市を訪れた外国人は638万人、国内客は2490万人に上った。今年はそれぞれ約750万人、2900万人に増加すると予想され、2020年には1000万~1100万人、3300万~3500万人に達すると見込まれている。