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南中部沿岸地方ダナン市にあるテーマパーク「アジアパーク(Asia Park)」で、2016年1月1日に園内を走行する全長1.8kmのモノレールが開通する。モノレールは11両編制(30m)で、8本が運行される。
設計は、モノレールの設計・製造を手掛けるスイスのインタミントランスポーテーション(Intamin Transportation)が担当した。車両はアジアパーク用に通常より短く設計されており、傾斜やカーブに柔軟に対応できる点が特徴だという。
アジアパークの投資主は、観光不動産開発のサングループ(Sun Group)で、第1期の投資額は4兆VND(約216億円)。アジアの9か国の特徴的な文化を取り入れた9つのゾーンや遊園地などから構成される。
アジアパークにある国内最大の観覧車「サン・ホイール」は、1992年から1997年まで滋賀県大津市の遊園地「びわ湖タワー」にあった観覧車「イーゴス108」がベトナムへ輸入され、新たに生まれ変わったもの。かつては108mの高さで世界一を誇っていたが、現在はダナン市の新たなシンボルになっている。
同パークのデザインは、高級リゾート「インターコンチネンタル・ダナン・サンペニンシュラリゾート(InterContinental Danang Sun Peninsula Resort)」を手掛けた世界的に有名な景観デザイナーのビル・ベンズレー氏(Bill Bensley)が担当した。