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ファンシーパンサパ・ケーブル観光サービス社はこのほど、東北部ラオカイ省サパ郡サパ町にロープウェイ及び観光区を建設する計画を明らかにした。4日付ティンモイが報じた。
建設工事は2期に分けて行われ、2013年に着工する第1期では、6.2キロメートルのロープウェイを建設し、2014年に工事が完了する。第2期では、ホテルや観光施設などを建設する予定。ロープウェイは、サパ町~ムオンホア谷~ファンシーパン山を結ぶ。終着点となるファンシーパン山頂上付近(標高2900~3000メートル)には、新たに観光区を建設する。
同省人民委員会は、同案件が地元の観光事業に大きく貢献していく重要案件と捉えており、今後、投資主が案件をスムーズに展開出来るよう、プロジェクト支援委員会を発足した。
なお、ファンシーパン山は標高3143メートル。インドシナ半島の最高峰であることから「インドシナの屋根」とも呼ばれ、海外及び国内からの登山客が多い。