(C) VOVNews, 一柱寺 |
インド北部のファリーダーバードでこのほど、アジア版ギネスブックのアジア・ブック・オブ・レコーズが発表された。ベトナムからは、ハノイ市の「一柱寺(延裕寺)」がアジアで最も独創的な建築様式の寺院として認定された。18日付サイゴンザイフォン紙(電子版)が報じた。
一柱寺は、李王朝時代(1009~1225年)に建てられた。一本の太い柱の上に立つその独創的な姿から「一柱寺」と呼ばれるようになった。寺は蓮の花をイメージして作られており、蓮池の中に立つ優雅な寺院として市民の間で親しまれている。
なお、一柱寺は、子供に恵まれなかった李王朝の大崇が夢の中で、蓮の花の上に子供を抱いた観音菩提樹を見て、建立したと伝えられており、現在も子宝を望む夫婦などの参拝客で賑わっている。