北部ハザン省でこのほど「ドンバン岩石高原」に関する自然科学セミナーが開催された。この席で、同省人民委員会の幹部は、同高原に地質学公園を建設する意向を明らかにした。
ドンバン岩石高原は同省北部に位置する。面積は2300平方キロメートルほどで、モン族・ザオ族・ザイ族・タイ族など17の少数民族の約25万人が暮らしている。地質は古代生物の堆積によってできた石灰岩層がほとんどで、カンブリア紀(約5億4500万年前~5億500万年前)からトリアス紀(約2億5100万年前から1億9500万年前)にかけて形成されたと見られている。神秘的な自然景観を持つことから、観光スポットとして注目されている。