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- 全在外公館のビザ発給数は前年比約3.2倍
- 過去最高の19年に比べると約5割まで回復
- ベトナムは前年比+84.9%増の32万7905件
日本の外務省が発表した2023年の査証(ビザ)発給統計によると、同年における全在外公館のビザ発給数は前年比約3.2倍の416万5752件だった。
過去最高のビザ発給数を記録した2019年に比べると、約5割まで回復した。
このうち、ベトナムのビザ発給数は前年比+84.9%増の32万7905件で、ビザ発給数全体の8%を占めて国籍・地域別で中国とフィリピンに次いで3位だった。
国籍・地域別発給数の1位は中国の243万1962件(全体の58%)、2位はフィリピンの51万8439件(同12%)。ベトナムを含めた上位3か国の国籍者に対する発給数が全体の8割近くを占めている。
公館別発給数では、在ベトナム日本国大使館が21万4151件(全体の5%)で5位、在ホーチミン日本国総領事館が10万1023件(同2%)で8位だった。
なお、統計のビザ発給数は、数次ビザやビザ免除などによる入国もあるため、出入国在留管理庁が発表する外国人入国者数とは異なる。