第1中央精神病院が実施した2010年の全国調査によると、全国には国内人口の15%に相当する約1200万人の精神疾患患者が存在するという。10日付トゥオイチェー紙(電子版)が報じた。
それによると、主な患者は、学生(小学生含む)、育児中の父母、経営者などとなっている。更に小学生の5人に1人がパニック障害、うつ病、不安神経症などの精神疾患を抱えているという。
健康開発研究所のズオン・クアン・チュン所長は「精神疾患の患者が治療に専念するには、職を失ったり、収入が著しく低下したりするため、治療には政府の支援が必要不可欠である」とコメントした。