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ベトナムがホストを務める第31回東南アジア競技大会(SEA Games 31)の男子サッカー決勝、U-23ベトナム代表とU-23タイ代表の試合が5月22日夜にハノイ市ミーディン国立競技場で行われ、ベトナムが1-0で勝利して2大会連続の金メダルを獲得した。
試合終了直後から、ホーチミン市ではバイクに乗った大勢の人々が、ベトナム国旗を掲げて中心部をパレード。パブリックビューイングが実施された1区グエンフエ通りの歩行者天国では、試合終了のホイッスルが鳴った瞬間、集まった数千人のサポーターが喜びを爆発させた。中心部は大変な混雑となり、至る所で渋滞が発生。「Vietnam vo dich!(ベトナム、チャンピオン!)」というサポーターの歓喜の叫びは深夜まで続いた。
勝利の喜びを分かち合うため、家族を連れて中心部にやってきたタンビン区在住のT・V・Sさん(男性・42歳)は、「ベトナムは今日、素晴らしい試合をした。この雰囲気を味わうのは久しぶりだ」と語った。
この試合の前日に行われた女子サッカーの決勝では、ベトナム女子代表がタイ女子代表を同じく1-0のスコアで下して金メダルを獲得しており、ベトナム人サポーターにとっては二重の喜びとなった。なお、今回の結果により、ベトナムはSEA Gamesサッカー競技で2大会連続となるアベック金メダルを達成した。