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ベトナムで開催されている第31回東南アジア競技大会(SEA Games 31)で15日、陸上男子走り幅跳びの試合が行われ、ベトナム代表のグエン・ティエン・チョン選手が金メダルを獲得した。チョン選手は金メダル獲得後、ミーディン国立競技場で応援していた恋人のもとに駆け寄り、プロポーズして見事これを成功させた。
身長193cmの見事な体躯と甘いマスクを持ち、ベトナム陸上界屈指のイケメン選手として知られるチョン選手は、今回のSEA Gamesで、自身が持つ国内最高記録(7.98m)に届かないながらも7.80mを跳んで、自身初のSEA Games金メダルを獲得。
ベトナム国旗を羽織って勝利の挨拶をしていたチョン選手は、スタジアムに応援に駆け付けていたベトナム女子セパタクロー代表グエン・ティ・フオン選手を見つけると、用意していた婚約指輪を渡してプロポーズ。
この日は、チョン選手の地元である北部紅河デルタ地方ハイズオン省から母親を含む親戚一同が応援に訪れており、家族らの前で金メダル獲得とプロポーズ成功を収めて二重の喜びとなった。チョン選手の母親グエン・ティ・ドアンさんは、息子が陸上の練習で忙しくて恋人ができないことを心配していたが、どうやら杞憂に終わったようだ。