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福島県福島市は、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に向け、ベトナムのホストタウンとして新たに登録された。
今後、ベトナムとの交流を通じて、スポーツや芸術文化、観光の振興などによる地域の活性化だけでなく、復興の情報発信や風評払拭などに取り組んでいく。
ホストタウンは、東京2020大会をきっかけに地域の活性化などを推進するため、事前合宿の誘致などを通じて大会参加国や地域との人的・経済的・文化的な相互交流を図る地方公共団体をいう。
世界中から訪れる多くの選手や観客との交流の取り組みを通じて、スポーツや芸術文化、観光の振興、教育文化の向上および共生社会の実現を図る。ホストタウンに登録されることにより、交流事業に対する財政的な支援を受けることができる。
福島市は、ベトナムサッカー代表チームの事前合宿の実施について合意を得たこと、これまで良好な関係を築いていること、同市在住のベトナム人の数が伸びていることなどから、ベトナムのホストタウン交流相手国として登録された。
今後は、福島市民がベトナム文化に触れる機会を創出するイベントやベトナム女子サッカー代表合宿(7月29日~8月10日)を実施するほか、東京2020大会に出場した選手の招待、アンダー世代(U19)のサッカー代表合宿の受け入れおよび交流事業の実施なども計画している。