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ベトナムプロサッカー株式会社(VPF)のチャン・アイン・トゥ会長 兼 社長はこのほど、サッカーのベトナム1部リーグ「Vリーグ1」のメインスポンサーに食品・飲料大手のマサングループ[MSN](Masan Group)が就任することを明らかにした。契約期間は2019年から2023年の5年間。
契約額については明らかにされていないが、関係者らは「安定した資金源が確保できた」と語っていることから、ヌティフード栄養食品株式会社(Nutifood)がメインスポンサーを務めていた昨年度と同等か、それ以上の契約額とみられる。今回の契約は5年という長期契約だが、契約額は毎年上がっていくとのこと。なお、Vリーグ1では2015年から2018年まで、トヨタモーターベトナム(TMV)がメインスポンサーを務めていた。
ベトナムでは、2018年に男子の各ベトナム代表チームが国際大会で目覚ましい活躍をしたおかげで、サッカー熱がかつてないほど高まっている。代表人気に後押しされる形で、昨年はVリーグの観客動員数も大幅に増加。2019年初めのAFCアジアカップでもベトナム代表がベスト8に進出したことで、国際レベルでのベトナム代表選手の注目度も上昇しており、このオフには3人の代表選手がタイ・韓国など国外へと移籍していった。
今回、リーグ協賛するマサングループは、同社が販売するカフェイン入りエナジードリンク「Cafe Wake-up 247」のブランド名をリーグ名に使用する方針で、正式リーグ名は「Cafe Wake-up 247 Vリーグ1-2019」となる見通し。なお、今シーズンのVリーグ1は2月21日に開幕する。