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東南アジアサッカー選手権「AFFスズキカップ2018」の決勝第2試合が15日、ハノイ市ミーディンスタジアムで行われた。決勝第1試合でマレーシアと2対2で引き分けたベトナムは、1対0でマレーシアを下し、10年ぶりの優勝を果たした。
全国各地では、ベトナムの勝利を祝うため、赤いTシャツを着てバイクに乗った多くのサポーターが試合後から翌日未明にかけて国旗を掲げて街中を暴走し、激しい交通渋滞が発生した。
さらに、これに便乗してバイクで危険な走行をしたり、違法なバイクレースを行ったりする人も続出し、至るところで交通事故が発生した。交通警察局によると、同日に全国で交通事故により死亡した人の数は14人だったという。
街中はバイクのクラクションの音であふれたほか、スピーカーやブブゼラ、鍋の蓋など音が出るものを携帯してバイクで走行する人に加え、爆竹を鳴らしたり、花火を打ち上げたりする人もいた。
ホーチミン市では、交通ルールに違反したサポーターの各種車両115台が押収された。また、東南部地方ドンナイ省では、爆竹を鳴らした住民22人が行政処分を科された。