(C) Laodong, ドアン・グエン・ドゥック会長 |
不動産大手のホアン・アイン・ザライ[HAG]は18日、カンボジア南部のタケオ州でサッカー選手育成センターを開設した。また開設式では、フン・セン首相から同社のドアン・グエン・ドゥック会長に対し、カンボジアの発展に大きく寄与してきた功績を称えて、メダルが授与された。20日付ダウトゥ紙(電子版)が報じた。
HAGは直近4年間で、カンボジアの社会貢献事業に700万ドル(約6億8500万円)を投じており、このうち400万ドル(約3億9200万円)が同センターのために投資された。同社は今後、更に1000万ドル(約9億7900万円)を投じて貧困層向けの住宅や病院、学校、各種インフラなどを建設する方針。
なお、HAGはサッカー事業にも力を入れており、同社が保有しているホアン・アイン・ザライFCとホアン・アイン・ザライ・アッタプーFCは、ベトナムとラオスのプロサッカーリーグにそれぞれ参戦している。また、ベトナムでは英プレミアリーグのアーセナルFCと提携し、HAGL-Asenalサッカースクールを運営している。