(C) Bongda, 金銭を受け取った疑いが掛けられている4人の審判 写真の拡大 |
ベトナムサッカー連盟(VFF)と公安省社会秩序犯罪捜査局(C45)は11日、ベトナムプロサッカーリーグ(Vリーグ)の審判買収疑惑について双方の代表者を立てて話し合った。ボンダーなどが報じた。
金銭を受け取った疑いが持たれているのは、3月30日に行われたVリーグ第3節のタインホアとホアン・アイン・ザライの試合で審判を務めた、◇ディン・ハイ・ズオン氏、◇キエウ・ベト・フン氏、◇ファム・ダック・チエン氏、◇ドー・マイン・ハー氏の4名。この4名は1億ドン(約47万円)を受け取り、意図的に試合を操作した疑いが掛けられている。
これに対し、4名はVFFから提出を求められた当日の試合に関する詳細な報告書の中で、金銭の授受について一切触れておらず公式には黙秘を続けている。なお、この試合で主審を務めたハイ・ズオン氏は、一部の地元紙の取材で、「メディアが誤った報道を流したことに対し、憤りを感じている」とコメントした。
一方、審判委員会の元委員長であるズオン・ブー・ラム氏によると、既に一部の審判が金銭を受け取ったことを認めているという。同氏は「調査はまだ終了していないため、コメントは控えるが、事実関係を迅速に確認すべく、尽力していく方針だ」と述べた。