(C) Cafebiz, ACB創業者グエン・ドゥック・キエン氏 |
ベトナムプロサッカーリーグ(Vリーグ)に所属するハノイFCは、資金不足に陥っていることを理由に来年のリーグ戦に参加せず、クラブを解散する方針を明らかにした。同クラブのレ・スアン・トン代表が明らかにしたもので、選手たちは新たな所属先を探す羽目になりそうだ。カフェビズが報じた。
ハノイFCはアジアコマーシャル銀行[ACB]が保有するサッカークラブ。8月に同行の創業者グエン・ドゥック・キエン氏が逮捕されて以降、クラブ運営費が大幅にカットされた。クラブ関係者は新たなスポンサーを探すため、東奔西走したが、必要な資金を集める事は出来ず、苦渋の決断を下した。また、これに伴い同クラブの下部組織であるユースクラブも解散することとなる。
ハノイFCには、レ・コン・ビン(リーグ通算得点ランキング2位)やタイン・ルオン(2011年リーグMVP)などベトナム代表に名を連ねる数々のスター選手が在籍しており、今後の去就が注目される。