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特集記事一覧

1960年代のサイゴン、庶民の公共交通手段「セラム」を振り返る (16/11/13)
最近では見かけなくなったが、ブンブンと音を響かせながらガソリンの匂いと共に走る三輪タクシー「セラム(xe Lam)」は、1960年代以降のベトナム南部の庶民にとって、当時の移動手段だった馬車に代わる公共交通手段であり、生活の一部でもあ
苦難を乗り越えハノイで仕立て屋の村を築いた「ハサミの王様」 (16/11/6)
ハノイ市では20世紀初期からスーツの仕立て屋が営業しているが、仕立て職人の多くが同市フースエン郡の「仕立て屋の村」トゥートゥアン村出身であることを知る人は少ないだろう。 仕立て業はトゥートゥアン村からバントゥー村に拡大し
プラスチック管の腕で夢を描く14歳、地雷被害乗り越え (16/10/30)
地雷により両手を失い、両足にも障害を持つファン・チョン・ヒエウくん(14歳)は、画家になるという夢を実現させるため、両手にプラスチック製のパイプを装着し、父親の送迎で毎日学校に通っている。 父親が作ってくれた魔法のペン
カブ50で全国を旅する86歳のスーパー老人 (16/10/23)
「こいつはホーチミン市まで一緒に帰る奴。隣は自分をインタビューしに来た新聞記者だ」。ホンダのスーパーカブ50にまたがった86歳のスーパー老人は、そう言いながらビデオカメラを回した。このスーパー老人―ファム・バン・ゴックさんは、
アプリ開発で注目、世界で認められた大学生プログラマーたち (16/10/16)
ホーチミン市自然科学大学4年生のレ・イエン・タインさんとグエン・ディン・ルアンさんは、コンピュータープログラミングの分野において国内外で数多くの賞を受賞してきた。タインさんは、ホーチミン市の路線バス情報を提供するスマートフォ
サパでホームステイ事業、若き少数民族女性の挑戦 (16/10/9)
ベトナムの少数民族の1つ、ザイ(Giay)族のルオン・ティ・チャインさん(女性・26歳)は、貧しさから抜け出すために、銀行から2億5000万VND(約116万円)の融資を受けて西北部地方ラオカイ省サパ郡でホームステイ事業を立ち上げた。 チャイ
ベトナム史上初のパラリンピック金メダリスト、レ・バン・コン選手 (16/10/2)
リオ2016パラリンピック競技大会(第15回夏季大会)のパワーリフティング男子49kg級(運動機能障害)で、ベトナムのレ・バン・コン(Le Van Cong)選手(32歳)がベ
日本のかまぼこに魅せられた女性、市場販売目指し奮闘中 (16/9/25)
ホーチミン市青年起業支援センターが主催する若者の起業促進コンテスト「Startup Wheel 2016」の決勝がこのほど開催され、全国から応募があった数百件のプロジェクトの中から、かまぼこの研究をした南中部沿岸地方カインホア省ニャチャン市
YouTubeで化粧品業界に革命、越僑メイクアップアーティスト (16/9/18)
今日の女性たちは、化粧品店でカウンセリングを受けるより、インターネット上にアップされているメイク講座の動画を見る方を好む。こうした動画を制作し、化粧品業界に革命を起こしたのがベトナム系米国人でメイクアップアーティストのミシ
自分らしく生きたい、性転換手術を待ち望む思い (16/9/11)
タイ・ハーさん(本名ドー・ミン・ティエン、1993年生まれ)は幼いころからスカートを履いたり女の子のような遊びが好きで、からかわれるとすぐに泣きだす泣き虫な男の子だった。両親はそんな末息子を男の子らしくしようと武道やバレーボール
サイゴンで名を馳せた「銀行王」、グエン・タン・ドイの人生 (16/9/4)
貧しい家庭に生まれ、学も資格もなかったが、自身の努力で富豪となり、1970年代のサイゴンで「ビルディング王」、そして「銀行王」として有名になった人物がいる。彼こそが、グエン・タン・ドイ氏だ。 ドイ氏はメコンデルタ地方アンザ
御年86歳、サイゴン中央郵便局の代筆屋 (16/8/28)
ホーチミン市1区中心部のサイゴン中央郵便局には、いつもこざっぱりした身なりで控えめながら、嬉しそうに旅行客にホーチミン市の話を聞かせるおじいさんの姿がある。このおじいさんが言わずと知れた、ベトナムで最も長い間英語やフランス語
ランソン省の特産物、米粉の乾麺作りで貧困から脱出した村 (16/8/21)
東北部地方ランソン省に住んでいる多くの世帯は、同省の特産物として知られる米粉の乾麺作りのおかげで貧困から脱出することができた。現在、各世帯は生産規模を拡大し、他の多くの地方に乾麺を出荷している。 ランソン省の米粉の乾麺
ベトナム史上初の五輪金メダリスト、ホアン・スアン・ビン選手 (16/8/14)
リオデジャネイロオリンピックの射撃競技の男子10mエアピストルで、ベトナムのホアン・スアン・ビン(Hoang Xuan Vinh)選手(41歳)がベトナム史上初の五輪金メダルを獲得した。 ビン選手は1974年に旧ハタイ省(現ハノイ市)ソンタイ町で生
ベンタイン市場最高齢の木製サンダル職人、サイゴンの伝統を継いで (16/8/7)
昔も今も、ホーチミン市の人は何か探しものがあると、特別なものから日用品まで何でも揃うベンタイン市場に足を運ぶ。100年の歴史を有し、同市のシンボルとして有名なこの市場に、50年来続く広さ1.5m2ほどの木靴(木製サンダル)屋がある。女
国際生物学五輪で16年ぶり金メダルの女子高校生、夢までの道のり (16/7/31)
ハノイ市で7月に開かれた「第27回国際生物学オリンピック(IBO 2016)」で、ベトナム代表の高校生4人全員がメダルを獲得した。この中で、ベトナム代表と
ハノイでハイフォン料理店を開いた女性、高給の外資系企業から転進 (16/7/24)
人もうらやむ外資系企業での高給を投げ打って、グエン・ジエウ・フオンさん(女性・33歳)は飲食業で起業した。彼女はモスクワ大学卒業後、ベトナムで世界的ブランド「ルイ・ヴィトン(Louis Vuitton)」に就職し、2008~2010年には月給2000USD(
ホーチミンに50年以上存在する「死神市場」、移転計画も進まず (16/7/17)
ホーチミン市5区バントゥオン通りにあるキムビエン市場は、50年以上前から存在しているが、かなり前から「死神市場」とも呼ばれている。ここでは数十の業者が店を出して化学薬品や食品添加物などを堂々と販売しており、希望すればいくらでも
アオザイ姿の香水「ミスサイゴン」、25年間変わらぬ人気の理由 (16/7/10)
ベトナムを代表する香水ブランド「ミスサイゴン(Miss Saigon)」。誕生から25年が経った今も、アオザイ(Ao Dai)姿でノンラー(Non La、円錐形の葉笠)をかぶった少女を模したボトルのデザインは変わることなく、世界中の人々に愛されている。
道徳教育に人生をかける85歳の現役女性教師、成功の公式は「K+K+T+N」 (16/7/3)
女性教師のダム・レ・ドゥックさんは、80歳を超えた今でも教壇に立つことに夢中で、老後のことなど考えもしていない。週末の午後、ドゥックさんは翌週の授業の準備で大忙しだ。彼女は、ホーチミン市の2つの学校で道徳を教えている。眼差しは
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