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身長があまりにも高いため、チャン・ゴック・トゥーさん(22歳・男性)はこれまで数々の不都合に直面し、外に出れば周りの人々から注目されてしまう。そんな彼は「身長がもっと低ければ…」と何度となく願ってきた。
トゥーさんは身長が2.2m余りもある。北中部地方タインホア省出身で、現在はホーチミン市11区で友人とルームシェアをしている。
「僕の家族にこんなに背の高い人はいません。僕1人だけ、中学校に入ったころから急に背が伸び始め、16歳になると2mを超えていました。病院に行くと、医師からは成長ホルモンの過剰分泌によるものと診断され、まださらに伸びる可能性があると言われました」とトゥーさん。
この高身長のせいで、トゥーさんの生活にはたくさんの不都合がつきまとう。例えば家の中を歩くときや天井の低いところでは、頭をぶつけないよう気を付けなければならない。バスに乗るときは首を曲げていなければならず、寝台バスに乗るときは足が収まらない。
「どこの市場に行ってもサイズの合う服が見つからないときは、外国人エリアまで行って西洋人向けの服を買うしかありません。足にいたっては一般的なサイズの2倍もあるので、いつもオーダーメイドです。こんな体型なので、ずっと座っていると腰が痛いし、膝も痛むので速く走ることもできません」とトゥーさん。
トゥーさんは身長が高いだけでなく体重も120kgと巨体だ。そのため、外にいると目立ってしまい、学生グループに写真をせがまれることもある。あまりにも注目を集めてしまうため、めったに外を出歩かなくなった。