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- 早朝から深夜までツバメを呼び寄せる騒音
- 食欲不振や不眠症などの悩み
- 地元当局に通報も変わらずいらだち
南中部沿岸地方カインホア省ニャチャン市ビンフオック街区在住の現地紙の記者によると、高級食材として知られるアナツバメの巣を得る目的の「ツバメの家」に設置された拡声器から、昼夜の別なく騒音が流され、周辺住民が迷惑を訴えている。音はツバメを呼び寄せるために流しているという。
記者の住む住宅街には4~5棟のツバメの家があり、早朝から深夜まで騒音を発しているため、高齢者は食欲をなくし不眠症に陥り、児童生徒らは勉強に集中できないなどの悩みを抱えている。記者は「これまでに地元当局に4度通報したが、何も変わらなかった」といらだちを見せた。
同省家畜獣医支局のフイン・キム・カイン支局長によると、同省内には812棟のツバメの家があり、うちニャチャン市には160棟ある。2020年に公布された同省人民評議会決議第17号は、市や町、居住区などの市街地ではツバメの家の建設を禁止し、具体的に地名を列挙している。記者の住むニャチャン市ビンフオック街区も禁止地区に該当している。
カイン氏は「決議第17号の公布前に建設されたツバメの家は、引き続き運営が認められているが、規模の拡大はできず、法規に従って飼育条件を遵守しなければならない。決議の公布後に建設されたツバメの家は2025年1月1日までに運営を停止するか、適切な別の場所に移転しなければならない」と説明している。