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- シンガポール留学から帰国後、父親と同居
- 10日間父親を自宅に監禁し拷問、金銭強要
- ゴールドなど総額約175万円奪う
ホーチミン市フーニュアン区にある民家で2022年5月に発生した、息子が金銭をせがんで父親を拷問し死亡させた事件で、実行犯のグエン・アイン・コア容疑者(男・32歳)が強盗容疑で追加起訴された。ホーチミン市人民検察院が起訴状を発行した。
容疑者はシンガポールに留学した経験があり、帰国後はフーニュアン区にある実家で父親のN・V・Bさん(当時72歳)と一緒に暮らしていた。2人の間でトラブルが絶えず、親子関係は良くなかった。
コア容疑者は2022年5月27日から6月6日までの約10日間にわたり、父親を自宅に監禁し、手や鞭、スプーンなどを使って拷問した。この間、父親に送金を強要したり、タンス預金のゴールドなどを奪ったりしていたことが確認された。強盗容疑に該当する総額は2億8300万VND(約175万円)に上る。
Bさんが6日に死亡したため、容疑者は逃走し、家族に電話をかけて父親を殺害したことを知らせた。容疑者は翌7日に逮捕された。
容疑者は殺人罪と強盗罪で出廷することになっている。