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- 土砂崩れで11人死亡、4人負傷
- 立往生した小型バスの移動中に被災
- 行方不明だった女性は無事を確認
東北部地方ハザン省バックメー郡イエンディン村(xa Yen Dinh, huyen Bac Me)を通過する省道34号で13日午前4時10分ごろ、大雨の影響により土砂崩れが発生し、土砂の下敷きとなった11人が死亡した。
小型バスが未明に省道を走行中、軽い土砂崩れ被害に遭って立ち往生したため、バスの乗組員や後続の車に乗っていた人々らが協力して、バスを安全な場所まで移動させようとした。しかし、不運にもその最中に大規模な土砂崩れが発生し、現場に居合わせた多くの人々が土砂の下敷きになった。
同日夕方までに被害に遭った11人の遺体を収容。負傷者4人は同省総合病院に救急搬送されて治療を受けている。
なお、当初行方不明と報じられたバスの女性客1人は、14日午前までに自宅に戻っていたことが確認された。この女性は被害に遭ったバスに乗車していたが、乗り物酔いが酷く途中で降りていたため、難を逃れた。
管轄当局は捜索救難活動を終了し、車両通行の再開に向けて土砂撤去を急いでいる。