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- グエンフエ通りのホコ天で女児行方不明に
- 母親が離れた数分で7歳と3歳が姿を消す
- 不審な人物が連れ去ったとの情報も
ホーチミン市1区ベンゲー街区グエンフエ(Nguyen Hue)通りの歩行者天国で4月3日夜、女児2人が行方不明となった。不審な人物が女児2人を連れて、同区ハムギー(Ham Nghi)通り方面に歩いていく姿が監視カメラに記録されていたとの情報もある。
行方不明となったのは、同市7区在住のN・T・Cさん(女性・27歳)の娘のN・K・T・Mちゃん(7歳)とL・H・T・Lちゃん(3歳)の2人。Cさんは2年前に夫と別れており、女手一つで4人の娘を育てている。家計は苦しく、幼い娘たちを連れて路上で物を売らなければならなかった。
3日夜、Cさんはキャンディーを売るため、4人の娘を連れてグエンフエ通りに向かった。ドンコイ(Dong Khoi)通りまで来たところで、知り合いにお金を渡すため、娘たちを置いて、その場を離れた。距離にして約100mだったが、戻ってみると、娘2人の姿が見えなくなっていた。10歳の長女はその場に残って末娘(生後9か月)の世話をしていた。
近くにいた警備員に訊いたところ、子供2人がグエンフエ通りのほうに歩いていくのを見たとのことだったので、急いで追いかけたが、見つけることはできなかった。
ベンゲー街区警察は引き続き、行方不明となった女児たちの足取りを追っている。Cさんは「娘2人がいなくなってからは夜も眠れません。早く帰ってきてほしい」と話した。行方不明となった夜、Mちゃんは黒っぽい服を、Lちゃんは赤い水玉模様の服を着ていたという。