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- 16歳少年を傷害容疑で逮捕、父親も関与か
- 暴行された14歳少年は1週間脳死状態
- 「意識回復の可能性、極めて低い」医師談
ハノイ市ロンビエン区警察は、8年生(日本の中学2年生に相当)の男子生徒がバスケットボールのプレー中のトラブルから暴行に発展し、外傷性脳損傷を負った事件について、加害者の少年を傷害容疑で起訴することを決めた。
事件が起きたのは3月17日午後。被害者となったN・H・D君(14歳)の母親Lさんによると、D君は地元の共同広場でバスケットボールをして遊んでいた際、K君(12歳)と喧嘩になった。その後、K君が自分の兄(16歳)と父親を呼び出し、この兄とK君が、意識が無くなるまでD君を暴行した。
D君は第108軍隊中央病院に緊急搬送されて2度の手術を受けたが、既に一週間以上も脳死状態が続いており、医師によると、意識が戻る可能性は極めて低いという。
通報を受けた警察は、関係者らに事情聴取を行って証拠や証言などを集めた上で、傷害事件として立件することを決定。D君を故意に傷つけて脳死状態に至らせたとして、同区在住のT・V・M君(16歳)を傷害容疑で逮捕した。