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- 日本の女性登用率19%、唯一の10%台
- 1位はフィリピン、2位は南アフリカ
- 幹部に女性ゼロの割合、ベトナムは5%
会計関連サービスを提供する太陽グラントソントンは、2023年10~12月に実施した非上場企業を中心とする中堅企業経営者の意識調査の結果を公表した。この調査は、グラントソントン加盟主要28か国に対して実施する世界同時調査の一環。
中堅企業の経営幹部における女性登用率について、ベトナムは33%で20位だった。日本は19%で調査対象国中唯一の10%台となり、最下位だった。
1位はフィリピン(43%)、2位は南アフリカ(42%)、3位はタイ(41%)、4位はトルコ(41%)、5位はナイジェリア(41%)。調査対象国平均は33%となっている。
一方、経営幹部に1人も女性を登用していない中堅企業の割合は、ベトナムは5%で20位。日本は39%で、調査対象国中で割合が最も高かった。
1人も女性を登用していない中堅企業の割合が最も低いのはナイジェリアで1%。続いて、米国(1%)、中国(2%)、マレーシア(3%)、インド(3%)などの順。一方、割合が高いのは日本に続いてアラブ首長国連邦(31%)、韓国(30%)、ギリシャ(19%)、アルゼンチン(19%)などの順だった。調査対象国平均は7%となっている。