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- ノートPCが爆発で13歳少年が大怪我
- 左腕の3分の1を切断、両眼を失明
- 4年前にはハティン省でも同様の事故
ハノイ市のベトドク病院は8日、自宅で勉強中にノートパソコンが爆発して重傷を負った13歳の少年T・G・P君を治療していると明らかにした。
少年は北部紅河デルタ地方ハイズオン省在住。6日午後2時頃、自宅で勉強していたところ、突然ノートパソコンが爆発した。少年はハイズオン省の病院で応急措置を受けた後、ベトドク病院に転送された。
少年は意識不明で、人工呼吸器を装着した状態で入院中。爆発したノートパソコンの破片により、頭や顔、首、胸部など広い範囲に傷を負った。医師によると、少年は外傷性脳損傷や顔面と眼球の裂傷、胸膜の損傷、足の捻挫など複数の箇所に損傷を負っており、緊急手術に向けて専門分野の診察を行った。
脈拍と血圧の安定後、身体に刺さった異物を除去し、折れた顎の骨を固定しながら顔面外傷の治療を施した。損傷が酷かった左腕は3分の1を切断。さらに、両方の眼球を摘出して眼窩内で凝固した組織などを除去した。
これに先立ち、2020年には北中部地方ハティン省でも勉強中にノートパソコンが爆発して学生3人が負傷する事故が発生していた。