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- 建国記念日休暇の延長を提案
- 子供を持つ労働者の希望を反映
- 周辺国より休日数少ない
ベトナム労働総連盟(VGCL)のゴ・ズイ・ヒエウ副会長は、先日開かれた第13回ベトナム労働組合の会議で、2024年の9月2日(月)の建国記念日に伴う連休について、さらに2日間延長することを政府に提案した。この提案は、労働者たちの希望を汲み取ったものだという。
具体的には、建国記念日に伴う休暇を2日間延長して、9月2日(月)から5日(木)の4連休とすることを提案。これにより、子供を持つ労働者は、新学期始業日に子供を学校に送る機会を得ることができるという。副会長は、労働者への意見聴取の中で、「多くの女性労働者たちから、始業日に子供を学校まで送ってあげたい」と涙ながらに訴えられたと話した。
副会長によると、女性労働者は職場からの帰省も大変で、子供のために時間を使うことが難しい。シフト制やライン勤務の場合、始業式の日が土曜日や日曜日、祝日でない限り、新学期の最初の日に子供を送ることができない。
また副会長は、東南アジア周辺国は年間15~16日の祝日や年末年始休暇があるのに対して、ベトナムには年間11日しかないと指摘。副会長は、労働者の休暇を増やす必要性があると主張し、これは学齢期の子供を持つ労働者にとって切実な願いであるとした。