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ベトナム国内では、2022年10月にドバイから帰国した2人がエムポックス(サル痘)に感染していることが確認された。その後、2023年9月下旬に約11か月ぶりに新たな感染者が確認されて以降、新規感染者が相次いで確認されている。
ホーチミン市保健局が23日に明らかにしたところによると、同市熱帯病病院で治療を受けている患者20人のうち、18人(男性17人、女性1人)がHIVに感染しているという。
中でも、2人の重症患者は敗血症と悪性梅毒と診断されている。
大きな飛沫や性交渉などの濃厚接触を介して人から人に感染するエムポックスは、ベトナムでは「グループB」の感染症に分類されている。一般的な症状には、発熱や頭痛、筋肉痛、疲労、リンパ節の腫れ、顔面や肛門、生殖器の発疹などがある。