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ホーチミン市では、先週の1週間で新たに15人のエムポックス(サル痘)感染者が確認された。これにより年初から現在までに市内で見つかった感染者は34人に増加した。現在27人の患者が隔離治療を受けているが、容体はいずれも安定しているという。
この他の感染症についても患者が増加傾向にある。同市保健局の22日の発表によると、同市では年初から現在までに3万2049人の手足口病感染者を確認。先週だけで1715人の新規感染者が見つかった。人口10万人当たりの感染者数が多い地区としては、◇ビンタン区、◇ビンチャイン郡、◇ニャーベー郡などが挙げられる。現在332人の患者が市内の病院で治療を受けており、このうち99.3%が6歳未満となっている。
デング熱について、市内では年初から現在までに1万4707人の感染者が確認された。先週1週間では465人の新規感染者が見つかり、過去4週間の平均(418人)より+11.2%増となった。人口10万人当たりの感染者数が多い地区としては、◇1区、◇8区、◇ビンタイン区などがある。
なお、同市9区パスツール病院によると、2023年1~9月期に南部では18人がデング熱により死亡。このうち1人はホーチミン市の感染者だった。