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労働傷病兵社会省がこのほど明らかにした、2022年の売春防止に関する業務の統計によると、現在全国には推定9755人の売春者がいる。ただ、売春が様々な形で巧妙に行われていることから、実態はこれよりはるかに多いと見られる。
売春は、小組織化しつつも広域に拡大する傾向があり、全国ほぼ全ての地域に存在し、バー、カラオケ店、ディスコなどでのストリップショーや性サービスなど、各種サービス店で形を様々に変えて行われていることもある。
いわゆるパパ活(シュガーベイビー・シュガーダディー:sugar baby - sugar daddy)なども一般化しつつある。
売春の交渉にはインターネット、SNS、メンバー制のインターネット掲示板やグループなど様々なツールが使われ、その場所もヴィラやマンション、船舶など様々で、外国で売春が行われることもある。複数省・市にまたがったり、外国人が関係したりする売春ルートも多く、当局は頭を痛めている。
2022年に当局は、公共の場所での売春摘発を1465件、サービス施設での摘発を882件実施し、3009人を処分した。内訳は、売春者1198人、買春者1119人、仲介・元締め676人、18歳未満の売春者16人などとなっている。